子どもへの言葉がけのクセに気づく

今日は子どもへの言葉がけのお話です。


 

心理の勉強をしていたある時、

子育てをする私たち親にも言葉がけのクセってあるよなぁ...と気づいたことがあるんです。
 

あなたはどちらのタイプの言葉がけが多いですか?
 

Aタイプ
こけないようにね。
落とさないようにね。
こぼさないようにね。
あわてないでね。
事故のないようにね。
 

Bタイプ
楽しんできてね。
大切に持ってね。
両手で持ってね。
ゆっくり歩いてね。
左右よく見てね。
 
 

さてさて、どちらでしたでしょうか?

 

 
人って意識したことに反応するんですよね。

 
例えば、梅干しを思い浮かべてみてください。
赤くて、肉厚ぽってりとした実。
その梅干しを口に入れて、口の中で果肉をジュワッとつぶして味わうイメージをしてみてください。
 
 
どうなりましたか?
唾液が出たり、顔がすっぱい表情になったり、身震いしたりしませんか?
 
意識した方へ体が反応しますよね。
 

 

先ほどの質問にもどりますが、
ワタクシ、Aタイプでした...
( ̄▽ ̄;)

スンマセーン!
(特に我が子)

 

 

そうならないように!と思って発した言葉なのに、結果、意識をそちらへ向けているということになります💧

 
 
Aタイプのような

不安や心配をベースにした言葉がけは

自分の不安や心配を相手にぶつけている状態ですね。
無意識に失敗はいけないことだと思い込んでいる状態でもあり、子どもを失敗させたくないコントロールの状態であるとも言えます。

 


そういった言葉ばかりを聞いていると

子どもは、体験よりも失敗しないようにすることに注意が向きますし、集中出来ず、本来の力を発揮出来ませんよね。

それに、失敗がいけないことだと思い込んでしまうと、周りの人の失敗にも寛大になれなかったりします。

 


逆にBタイプにあるような声がけを多く受けて

信頼されて育った子は、安心した心と、自己肯定感を持っています。
失敗を悪いことだと思っていないですし、
失敗を失敗だと思っていないとも言えます。
メンタルが強いです。
そして、信頼ベースで相手や物事を見ることが出来ています。

 

 

お母さんが日々どのような声をかけるか?は

大切ですね^ ^

ぜひ意識してみてくださいね♪