胎内と前世

生まれ変わり(転生)については科学ではまだ解明されてはいません。

ですが、産婦人科医の池川明先生の著書には胎内記憶を持つ子どもがいたり、お母さんのおなかに宿る前の話をする子どもがいることが書かれています。


私の子どもも、幼い頃に胎内記憶では?宿る前では?と受け取れるようなことを話してくれたことがあります。

 



私がヒプノセラピーの年齢退行療法を受けた時のお話です。

まず事前カウンセリングで悩みについて聞いてもらいます。
その後、催眠誘導を受けて幼少期へ退行しました。


一通りの流れがあり、その後、次の場面へ変わりました。
物はなく赤いようなオレンジのような薄暗いところ。
やわらかいけれど狭い場所。
そこは母の胎内。
感覚的にそう感じました。
実際にセッションを受けているリクライニングチェアの上で自然に体が横向きになり手足を小さく曲げ背中を丸めた姿勢になっていました。

誘導を経て次の場面へ。
もう胎児ではありませんでした。
大人の女性で髪は腕にまとわりつくほどのロングヘア。
そこは断崖絶壁でした。足元のずっと下は海。
そのビジョンは前世(過去世)だと感覚的にわかりました。


これまで私は髪を長く伸ばしたことはありますが、髪の色が違いましたし、断崖絶壁に立ったことはありませんでした。

その時の服装は長く白い生地で現実的な服装ではなかったのです。

顕在意識は起きていますから前世に退行したことを客観視している自分もいました。

セッションを終えて、これが前世(過去世)なのか?
本当にあったことなのか?
あるいは潜在意識が見せるメタファー(隠喩)なのか?
その時はわかりませんでしたし、頭の中ではメタファーだろうと思っていました。
そしてそのセッションのことはいつのまにか忘れていました。

しかし数ヶ月経ったある日、ふとしたことがきっかけで意図せずそのセッションで見たビジョンを思い出すことになったのです。
それが事実なのかも知れないという感覚を持って・・・。




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